何社も見積もりをとって、話を聞き比較検討することが失敗しない選び方であることはわかっています。
しかしそれが面倒だと、1社だけにしか話を聞かず、
見積もりも比較しないでそのままリフォーム業者を決めてしまう人もいます。
これは失敗しやすい選び方の典型です。
その業者が提案しているリフォームプランがベストなのか、提案している見積もり金額が適正金額なのかどうか、比較するものがなければ判断できません。
相手のいい値を支払うことになってしまうかもしれません。
最低でも3社は話を聞き、見積もりをもらって比較検討しなければいけません。
しかし多すぎても話を聞いたり、見積もりを出してもらったりするのに時間がかかってしまいますので、最大でも5社くらいにしておくといいでしょう。
また最も失敗しやすい選び方が、飛び込み営業でやってきた業者に依頼する方法です。
国民生活センターへ寄せられるリフォーム関連のトラブルで最も多いのが、こうした訪問販売の業者に依頼したケースです。
自分が思っていたリフォームとは関係ないことをしてお金を請求されてトラブルになったという話もたくさんあります。
業者によっては、「今だけ、何棟だけの特別価格」というように今申し込むとかなりお得になるといった文句で口説いてきます。
例えば壁の塗装工事で、「この近所で工事実績が作りたいため限定5棟だけの特別価格を行っています、ペンキ代とか足場代とかだけはいただいてあと工賃、人件費などはすべて無料にします。」
といった業者が提示した金額は一般相場の2倍だったことがあとからわかりました。
近所で他の業者に頼んで壁の塗装を行った家々の平均相場は100万円くらいだったのに対して、訪問販売の業者に工事を頼んだ人は200万円支払ったそうです。
このように相場を知らずにその場で決めてしまったために大損をすることになりました。
評判がいい業者はすべての人に対していいとは限りません。
口コミ、評判だけで決めてしまうのも危険です。
人によってリフォームに求めるものは違うのですから、満足度が得られるポイントにも違いがあります。
他人がいいと感じても自分は満足できないこともあるでしょう。
デザイン性を重視する人、機能性を重視する人、価格を重視する人、人それぞれ重視するところが違うからです。
自分でいくつかの業者にきちんと話を聞き、納得できる提案をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。外壁塗装平野区のぞみリフォーム